路地裏のうわばみ

ゆっくりしていってくだせぇ

背徳没倫

まず初めに、「堕天作戦」という漫画はご存知でしょうか?

 

非常に大雑把な説明をすると遠い未来の地球を舞台としたファンタジーともSFとも軍記とも言える作風で、単調とした絵柄の中でキャラクター達がクソデカ感情をぶつけ合う、そんな内容のお話です。

 

何故こんな雑な説明しかできないのかと言いますと、この作品は世の言う「色々お話ししたいこと沢山あるけど、どれを話してもネタバレになるんだが?!」という内容だからです。あと、シンプルに私の力不足です。

さて、そんな中で沼にはまって早数年、エロ同人誌まで出しちゃった!という性癖ガン狂わせCPの話をするとなると、正直ネタバレが飛び交うこととなります。そのため、ここで一度ワンクッション、伝説の始まり第一巻の第一章「虚空処刑」のリンクを置いておきます。

このマンガ、ほんと最近、3年近くの休載を経て作者本人がTwitter公式垢を運用し始める形で再開したので、読むならマジで今です。電子書籍で5巻まで発売中の一冊300円とかいう破格すぎる値段で売っているので是非ともよろしくお願いします。

普通に宣伝です。

「虚空処刑」に関してはTwitterで全話掲載していますのでガンガンネタバレしていきます。それではよろしくお願いします。

Twitterhttps://twitter.com/i/events/1141923311057661953?s=20

Kindle

amzn.asia

 

 

 

 

 

 

 

おじロリが好きだ。

おにロリもいいが攻めがもうおっさんやろの境界線をもう超えているおじロリが好きだ。

ほのぼのとした親子の様な愛らしい関係も大好きだが、見るからに問題ありなやんべぇ雰囲気醸し出してる一回りも二回りも離れたおじロリが本当に好きだ。

そんな条件を満たしまくり、性癖破壊してきたのが堕天作戦のピロとレコベルというCPでした。この二人、体格差、年齢差、身分差、あらゆる差を見せつけてくるカップリングです。強い。とりあえず、簡略キャラ紹介です。

推しCP紹介

物語の説明をもっとしたい気持ちはありますが、あくまで今回はカプ厨の叫びを題にしているので詳しい作品解説は省きます。何より堕天で調べたら数多の賢者が世界観について非常に丁寧に解説しているのでそちらを見た方が100000倍良いです。

(魔人と人間の大まかな違いと虚空処刑の簡単な背景だけ置いときます。)

虚空処刑簡略説明

 

人魔比較

みんな大好き体格差問題ですが、このおじさん、とんでもなくデカい。堕天は明確なキャラ説明がされておらず身長体重年齢等も分からないキャラが大半で、ピロレコに関しても詳しいプロフィールは分からない状態ですが、それでも胸張って言えます。このおじさんはとんでもなくデカい。

単体で見た際だと上半身より下半身が長ぇ〜という印象ぐらいしかないのですが、他キャラ、特に男性キャラと並んだ時、すっごい分かる。こいつ他の男性と比べて頭一個分飛び抜けてる。あの世界の平均身長は不明ですが普通に考えて190〜200センチほどあってもおかしくない描かれ方をしています。

そのためピロが多くのキャラクターと混じってるコマを覗くと一人だけ異様に長身なためなんかのバグみたいになってることが多いのです。妖怪パース狂い。足長おじさん(オルタ)。

レコベルの方も分からないことばかりですが、第二次性徴期がきていない等を踏まえると人間年齢換算でだいたい8〜13歳より前、130〜140ぐらいなのかと個人的に考えています。ちっちゃい………。

現に二人が並んでるシーンはいくつかあるので実際に見て欲しいんですけど、まぁ〜あるわあるわ身長差。と手を叩きたくなっちゃいますね。あくまで個人の解釈ですがおそらく作品内でいちばんちいこいのとでっけ〜ののカップリング、最高に決まっている。ちいかわとでかつよの組み合わせが美味しくないわけないのですから。

 

(と、ここまで真面目に語っといてあれなんですが自分が絵を描くときはピロ2メートル、レコ1メートルで換算して描いてます。幼体成熟は第二次性徴期が来ていないということだけが確実であって、その時期に到達していなければいくらちっちゃく描いても許されるのでは???というシュレーディンガーのロリ理論で描かせていただいております。身長差はデカければデカいほどキマる。倍の大きさでコーナーで差をつけろ。)

こんぐらいで描くのがいっちゃん楽しい

 

 

幼体成熟とは

幼体成熟、この言葉堕天を読んで知ったんですが実際に存在する言葉なんです。現実だと幼形成熟ネオテニーという名称で「幼体や幼形の性質が残っている状態で繁殖可能になる」ことを指しているらしく(Wikipedia参照)、身近な生物だとウーパールーパーがそれらしいです。これは言い換えると女児の見た目で妊娠可能という生態系もおちんちんも大パニック現象。

ただ、一つ注意していただきたいのは堕天における「幼体成熟」と実際の「ネオテニー」は似て非なるものだという点。

幼体成熟に対する深掘りは第4章の「修羅胎動」で一番されており、ここでは主にオーパスとは違う魔軍枢機国「ダルガパル」で「雷撃将」と呼ばれる英雄的存在の幼体成熟、ボルカとその彼女の同じく幼体成熟のナルコを中心とした話が展開していきます。(こやつらもま〜可愛くて切なくて愛しいので爆裂におすすめカプ…非常にしんどいが…)

説明されてる特徴として

・頭も体も代謝が活発な幼少期に固定

・魔力が普通の魔人より強い

・家庭や子供を作れない

・恋愛感情や性欲を持たない

・仕事や趣味に生きるしかない

・下の毛も生えていない

といった形でまじまじまじの未成熟状態。かわちいね(にっこり)。

ではこの作品での幼体成熟を特徴として「妊娠不可」と「頭も身体も幼いまま」との2点を個人的に主張したい。

子どもが作れないというのは現実世界のネオテニーとの違いとして一番分かりやすい違いなのかなといった点であげましたが、二つ目の幼少期固定とはどういうことかと言うと、「見た目は子ども、頭脳は大人」ではなく「心身ともにずっと子どものまま老いていく」状態なのです。これ、個人的にちょっと特殊な設定だなぁと感心したといいますか、結論ロリババアやショタジジイではない!んですよ、彼らは。

 

ずっと子供のまま。子供の無邪気さと残酷さ兼ね備えたまま天命を全うする。だから自分の好きな事しかできない、興味がない、子供だから仕方ない。沢山備わった魔力で戦場を好き勝手する、そんな存在なんです。手塚大明神の畸形嚢腫に心奪われ、年数が経つにつれ少女が女性に変貌する姿に枕を濡らすしかできない限界ロリペドオタク!!

救いだぞ!!!!!!!すこれ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

それでは虚空処刑での推しカプの動向について触れます。

まず最初に、この二人のメインでの絡み、現時点では第一章第一話で終了です。

しかもピロがレコを処刑して終わりです。

 

………いやなんでカップリングにしてんだよって話なんですよね。本当。自分でもよく分からなくなる。

何度殺しても反応がないアンダーがつまらない、そうだ嫌がらせに変わった処刑方法で殺そう!ということで気球に括り付け空に飛ばす、題名の通りの処刑方法ですが、なぜレコベルまで処刑されてしまったのか。

簡単に言うとレコが作品内でシンプルに問題行為をしてるからです。

のちに自ら語りますが、予算細工やら身勝手な研究やらでお金を使いこんだり、挙句の果てに上司の警備情報を漏らすという悪意ある行動までしまくっていたレコベル。しょーじきしゃーなしなんですよ。上司が変わってくれれば…という考えから起こしたのでレコ自身に殺意があったか云々は分からないのですが、一国の英雄(笑)の命を晒してるのは確かです。

 

ただ、しんどポイントとしてこの処刑がもうすでにピロから複雑感情ダダ漏れてる。

まず最後の晩餐と呈した三人の食事シーン、ここでピロは部下にもはや日常茶飯事となっている謀反を受けます。いとも簡単に返り討ちに合わせた後にその場に駆け付けた警備隊長に「大失態だぞ」「クビ」と淡々と告げ片腕ぶっとばしてしまう。

ほんの1,2ページでやりたい放題してて笑うしかないんですが、ここだけで分かるのが「凄い簡単に部下を処刑する事ができてしまう」ということです。

 

一度元に戻ります。じゃあレコベルのことも本来なら自分に造反行為をしているのが分かったのならすぐ殺すはずでは?という疑問が湧く。

 

……出来なかったんですかねぇ…。

 

レコベルが隠れて行っていることに気づいて、気づいてしまっていたピロはいたんではないでしょうか。それなのに即刻処分すべき部下に目を瞑り、ここまで来てしまったのではないかとオタクは思っています。

そんな風に考えると「もうよい」とこちらを見ることなく、レコベルにかけたこの言葉の意味が一気に重くなるんですよね。最初は秘書官の長い話に対してうんざりしたんか?とか思ってたんですけど、これ、ピロの中でレコベルに対する赦しが無くなってしまったとも見えなくはない。今まではじゃあ知ってたけど指摘しなかったんか?とかレコちゃんを見ることなく告げた諦めに似たその言葉を一体どんな顔で吐いたんだ?とか。考えれば考えるほどここのコマの重量感が増すんですよね…。

 

そして炎術使いにあるまじき湿度高い高いポイントとして、天の彼方に大きな憧れを持っていたレコベルを文字通り天に飛ばして殺してしまう所。

おもれ~最悪な処刑方法だなぁ!と読んだ当初から感じてはいたけれど、不死者に対する嫌がらせの他に、夜空を指さしどこまで行けるのかと笑顔で答える、この世界のことが大好きなレコへの金をつぎ込んだ非常に陰湿な処刑なんですよね。この際に使用した気球の設計もレコベルが全部作ったし、レコ自身に自分が死ぬことになる道具を作らせてる。さ、最悪すぎ……。

 

ただ、この二人の萌え(死語)る関係性として、ここ、実は利害関係で構築された二人なんですよね。両者が最初使う使われるから始まるカップリングが大大大好きなオタク達に伝えたい…。博物学を専攻し、お金がないレコちゃんに軍なら融通が利くと声をかけたのがピロ司令だったんです。

 

そう、司令がレコを見つけたからこの物語始まってんだぞ!!!!!

 

声をかけた理由は明かされてませんが、国を代表する最強魔人が療術が使える有能な幼体成熟を近くに置き、仕事をしながら自身も好き勝手する幼体成熟…。ある意味ビジネスパートナーとしての相性は良かったかもしれないですよね。

 

何よりピロ→レコへの感情がぐちゃぐちゃなのは分かるのですが、実はレコも司令のこと嫌っていたわけではないんですよ。ここ、テストにでます。

ピロ氏に対しての「よくない人だって、わかってたのにね…」発言があるんですけど、悪い人だと重々承知で手を取ってしまう女の子って、いいですよね…。この台詞聞くたびに東京事変の「遭難」が脳内でガンガン流れます。分かってたのに行っちゃうのね、レコちゃん…。

(オタク!米津と事変とポルノとボカロに救い求めすぎ!!!)

二人が別の感情が生じてしまったせいで破綻してしまうの、諸行無常の響きあり──。仲良く、しろ──。

youtu.be

 

 

 と、ここまで第一話の絡みを散々語ってきましたがなんだ、ここで終わりか~、こいつら、と思ったら大間違い。あの、詳しくは言いませんが、とりあえず終わっちゃないです。

 

全然終わってないので…!

 

天正直、内容だいぶ難しいし、第二章でいきなり急展開して篩にかけてくるし、作者本人が一巻買った六割が二巻買う前に脱落するとか、おもれー統計とってるぐらいなので買ってくれ!!!と無理矢理促すのはよくないと重々承知なんですけど、あの、さっきも少し話題にでた三巻の「修羅胎動」まで…!もしよかったら…!

(一度第二章で脱落し、数か月経ってから再度チャレンジしたらこの話で完全に堕ちてしまった人間より。)

 

あと、これは話してええやろと思ってるんで話しますが、漫画内のおまけのネタマンガでピロレコ、めっちゃでます。仲が良いです。なんでだよ、いいかげんにしろ。こっちは同じコマに収まってるだけで大騒ぎするのに。シンプルなイチャを見せつけてきます。怖いです。ピロがレコに「浮気者め!」って叫んでます。嘘じゃないです。

 

主人公アンダーとレコちゃんの絡みもとても愛しく、まさに生き返る要因になった彼女の存在はぼんくらになっていたアンダーにとって光り輝く存在となるわけです。

そしてそれと対照的に、レコちゃんにカラりと軽い反応を見せながら私服で二人きりデートして勧誘したり、彼女と仲良くなったアンダーにとんでもねぇ~~形でマウントとったり、挙句の果てに己の失態を彼女にずっと謀られてたとでっけ~声出して擦り付けるの、最高に湿度の高い男なんですよね業火卿……。

 

ポケッ〇モンスター 光のおにロリ/闇のおじロリ

好評発売中

 

 

語彙力のない説明で誤字・脱字等もあったかもしれませんがここまで読んで下さりありがとうございました。堕天作戦とても面白い作品ですのでこれを機に読んでみるか~となっていただけたら幸いです。

 

それでは最後になりますが、

ピロレコのトンデモ情報流してお開きにしたいと思います。

 

オタクの誇張や幻覚とかではなく

 

この二人、恐らくエッチしてます。

 

 

ありがとうございました。

 

 

タン塩子